永遠の0 百田尚樹
久し振りに小説を読んで泣いた!
映画見たかったけど行く暇無さそうだし百田尚樹さんの小説を読んだことなかったから買ってみた。
映画というか映画館で泣けないかもしれないから家で小説を読むほうが良かったかもしれない。DVDがレンタルになったら借りてみる。
主人公が自分の祖父の宮部久蔵がなぜ零戦に乗り特攻したのかを探る物語だが日本人の意識構造も考えさせられた。軍部とか天皇陛下が悪いと言うより新聞社と言うか世論という集合的無意識が戦争に突き進んでいたのかもしれない。
実際にあったことだが特攻隊とか慰安婦のことやら我々は本当に理解出来ているのか不安になる。70年前ことも100年前のこともあやふやだし冷戦時代の映像を見ても当時の人々がなぜこんなことをやっていたのか不思議に思うことがある。
百田尚樹さんの違う小説も読んでみたくなった。