一刀斎夢録 上巻 浅田次郎


図書館で浅田次郎さんの一刀斎夢録の上巻を借りた。下巻は貸し出し中だった。
時代は明治から大正に移る頃、近衛師団の梶原中尉が斎藤 一から幕末当時の話を聞いていくという内容であるが実に興味深い。壬生義士伝はテレビのロードショーで見たが斎藤一の刀を右差しにして左構えとかあり得ないと思っていたが右手側に刀を置くのがあの当時の作法なら左利きの人間が居合いを使ったら普通の人間なら反応出来ないのかもしれないと思った。
老境にある斎藤一の幕末当時の新撰組の話であるが人生訓的なものを感じる。
下巻と壬生義士伝も今度借りてみようと思った。